タッピング、スラップ、ルーパーを使ったソロ、複雑なハーモニクス、グルーヴィーなベースから、高速ソロまで、
テクニックでは世界最高峰のベーシスト
ヴィクター・ウッテン

私が初めて見たのは、アメージンググレースのソロベースでした。
まだ、ベースを始めたばかりの頃で、ベースの可能性の大きさを知ることができました。
今回は、ヴィクターウッテンの特徴である高速スラップの中から、初歩的な内容を解説いたします。
彼の中では初歩ですが、実際に以下の内容がスムーズに、かつグルーヴィーできれば、
かなり目立つし、そこから大技に発展させていくことも可能です。
以下の動画で実演しております。
ヴィクター・ウッテンのスラップをよく見ると、右手の動きが少ないのに、音の数が多く聞こえます。
まず「左手のハンマリング」

まず、右手親指で3弦をたたく、
次に左手人差し指で3弦をハンマリング、
最後に、右手人差し指で2弦をプル、
右手のサムダウンからプルまでをワンモーションだとすると、ワンモーションで3つの音が出せます。
次に「右手のサムアップとダプルプル」

右手親指で弦を叩いたら、そのまま振り抜く(サムダウン)
その親指を下から振り上げて同じ弦を弾く(サムアップ)
つぎに右手人差し指のプル、
最後に右手中指のプル。
これでワンモーションで四つの音が出せます。
これをロータリー奏法と言う人がいます。
ちなみに、
ビクター氏は、そうは言わないので、日本の独自の言い方かもしれません。
先程の左手のハンマリングも使うと、

サムダウン
ハンマリング
サムアップ
人差し指のプル
中指のプル
で5つの音がワンモーションで出せることになります。
こうやって説明すると、手の動きは簡単なのですが、これを綺麗に、かつ滑らかに使うのは、くりかえし練習が必要です。
ビクター・ウッテンは、これらの技に、高速連続プル、両手タッピング、6連符の奇数割りなど、
複雑な技を余裕で入れてくるので、そう簡単にはマネさせてくれません。
しかし、
一番大事なのは、基本的なグルーヴと音楽性だと、ビクター・ウッテンも言っております。
おまけに、彼のメトロノームを使った練習方法の動画を紹介いたします。
私のブログ002とほぼ同じ内容です。
(もっとも、彼はもっと難しいフレーズを難なく弾いてますが)
インスタグラム https://www.instagram.com/takao_bass_1126/
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