実体験も含めて、ブログを書いてます。

エレキギター、エレキベースには必ず金属パーツがあります。

金属パーツを固定するためには、ネジを使います。

ネジは緩むんです、閉まる方向には動かないんです。

以下の動画をご覧ください。

上の動画では、「点検」という意味で、増し締めを行っております。

ストラップピンが緩んでいないか?

フォデラみたいなハイエンドでも、緩んで抜けて落ちることがあります。

ピックガードが浮いてないか?

振動でカタカタ言ってノイズが出ます。

ブリッジは緩んでないか?(ここは増し締めすると、音に芯が出てタイトになります。)

オクターブ調整のネジが抜けてなくなってないか?

マシンヘッドはちゃんと取り付けてあるか?

ペグがカタカタ言ってノイズが出ます。

などなど・・・

一番音が変わるのは、ボディーとネックのネジです。(ボルトオンの楽器)

(ここは、シムなどの影響もありますので、別項目で必ずやります。)

ネジがきちんと締まっている一番大事な意味は、

きちんと部品が取り付けていないと、弦の振動が逃げてしまうということ。

弦の振動は、楽器全体の振動であり、それをピックアップが拾って、アンプが振動して、空気が振動して、それが音になるわけなので、

振動する力が逃げてしまうような、場所があると、音に締まりが無くなってしまうのです。

ちなみに、

木ネジには、正しい締め方があります。

今回は、増し締めですので、関係ないのですが、ネジ穴に抜けているネジを入れるときは、コツがありますので、それはまた次回にやります

アンプのネジも増し締めすることをお勧めします。

オーディオ関係の世界では、スピーカーの上に重りを乗せるなどして、振動を逃さないような工夫もしたりします。

堅いところにアンプを置くなども、芯のある出音に効果があります。

(それもまた別項目で必ずやります)

こうやって点検することで、ネジ穴がバカになってないか、なりそうか、という症状に早めに対処ができます。

日頃の点検で、楽器を長持ちさせることができるのです。

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